熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース
KUMAMOTO GC ASO YUNOTANI COURSE - 井上誠一設計、熊本県最古のゴルフ場
【主な開催競技 in くまもと阿蘇CC湯の谷C】
・関西プロゴルフグランドシニア選手権 (2024年5月15日-16日)
・関西プロゴルフゴールドシニア選手権 (2024年5月15日-16日)
熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース (熊本県阿蘇郡のゴルフ場)。ゴルフ場予約比較、クチコミ評価リンク、ゴルフ場ランキング情報を掲載。ほかルート検索地図やコースレートなどのコースガイド。旧名称は「熊本ゴルフ倶楽部」、「くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース」。熊本県最古、九州地方で3番目に開場した名門ゴルフ場。黒石原の草原に昭和6年、9ホール・2900ヤードのコースとして誕生。現在の湯の谷コースは昭和27年開場。世界最大級の阿蘇カルデラにあり、外輪山の雄姿を望む素晴らしい風景が広がる。牛馬の放牧地に重機を使わず造られており、自然の地形がそのままに残され、阿蘇の大自然と一体化したフィールドは、九州のゴルフ場の聖地といえるかもしれません。アウト3番の馬の背、5番の203高地、8番のまむし谷、12番うぐいす谷など、歴史を感じる名物ホールも多い。特にアウト3番の馬の背は強烈の印象を残す。自然が作り出した巨大なマウンドがホールの中心にあり、そこにある地形をそのまま残す古典的なホールデザインを楽しめる。設計はアウトコースが保田与天。18ホール増設時に井上誠一が設計監修を行っています。関西プロゴルフシニア選手権開催コース。
開場&歴史
「熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース」の歴史は、戦前の「黒石原ゴルフ倶楽部」から。1931年(昭和6年)7月、熊本県阿蘇外輪山の黒石原に、赤星四郎氏の設計による9ホール・全長2,900ヤードのコースが開場。名誉会長には細川護立氏が就任し、工費は約1万円。しかし、1937年(昭和12年)の日中戦争勃発に伴い、黒石原の草原は陸軍の演習場となり、ゴルファーとの間でトラブルが発生することもありました。さらに、1944年(昭和19年)には逓信省の飛行場建設のため、芝の大半が徴発され、黒石原ゴルフ倶楽部は解散を余儀なくされました。戦後、1951年(昭和26年)に熊本県が阿蘇観光開発の一環としてゴルフ場建設を企画しましたが、実現には至りませんでした。その後、旧黒石原ゴルフ倶楽部の会員や地元企業が中心となり、米軍が使用していた湯の谷の簡易ゴルフコースと隣接する放牧地を活用して新たなコースを計画しました。1951年10月、「熊本ゴルフクラブ」を結成し、保田与天氏の設計により9ホールのコースを開場。その後、18ホールへの拡張に際して、名匠・井上誠一氏が監修を担当し、グリーンを高麗芝に張り替えるなど、本格的なコース設計が行われました。特に、3番ホール(パー5)は「馬の背」の愛称で親しまれ、自然の地形を活かしたクラシックな難ホールとして知られています。 2009年(平成21年)には、経営母体が「株式会社くまもとゴルフ倶楽部」に変更され、ゴルフ場名も「くまもと阿蘇カントリークラブ・湯の谷コース」と改称。2016年の熊本地震では甚大な被害を受けましたが、復旧工事を経て、2020年春に営業を再開しました。名物ホールの「馬の背」は、一時パー3に変更されましたが、2022年8月に6年ぶりにパー5として復活し、完全復興を遂げています。2023年10月1日、「熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース」に改称。
コース設計者
保田与天、井上誠一 設計. 坂田信弘 監修. 保田与天の九州地区の設計コースは、福岡県福岡市の福岡カンツリー倶楽部や鹿児島県霧島市の霧島ゴルフ倶楽部。ともに県内の名門ゴルフ場。井上誠一氏は佐賀県の佐賀カントリー倶楽部、鹿児島のいぶすきゴルフクラブ。
>> 保田与天 設計ゴルフ場一覧 >> 井上誠一 設計ゴルフ場一覧
口コミ評価
主な口コミ評は「歴史的にみてもすごいコースです。九州地区のゴルフの聖地の雰囲気がありますね。/都会に住んでいますが遥々九州阿蘇へ。一度は回ってみたかったコースです。自然の中でのボール遊びは本当楽しい。/個性的な名物ホールがあって楽しいです。」。
ゴルフ場予約・プレー価格&口コミ比較
アクセス (ルート検索地図は下部)
【車】 (ゴルフ場の高速最寄IC) 九州自動車道/熊本ICより28㎞ (ルート道順) 熊本ICを阿蘇方面に降り、熊本東バイパス・菊陽バイパスを経て国道57号線を阿蘇方面に向かう。JR豊肥本線に並行して往時参勤交代名残りの名所・大津街道松並木を経て、阿蘇外輪山へと進み、赤水駅手前を案内に従い右折し、西から阿蘇山へ向かう阿蘇パノラマライン赤水線を経てコースへ。ゴルフ場を過ぎると左手に均整の取れた小山・米塚が見え、吉田線及び吉田線と合流する。
熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース ランキング
熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース コースガイド
所在地 |
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5992-2 |
電話番号 |
電話: 0967-67-0321 |
グリーン |
ベント2グリーン |
面積 |
80 万㎡ |
コース |
アウト・イン 18ホール PAR72 |
コースレート (-) |
71.9 / 6,656ヤード (バックティ) 71.0 / 6,450ヤード (レギュラーティ) 69.5 / 5,879ヤード (フロントティ1) 67.6 / 5,290ヤード (フロントティ2) |
設計者情報 |
熊本県 井上誠一 その他設計(監修)コース - |
開催トーナメント ※1973年~ |
- |
その他主な大会 |
ドゥ.ヨネザワ企業グループ杯関西プロゴルフグランドシニア 2022年-伊藤正己 2023年-山住晶彦 2024年-堤隆志 ドゥ.ヨネザワ企業グループ杯関西プロゴルフゴールドシニア 2022年-友利勝良 2023年-中尾豊健 2024年-伊藤正己 |
名物ホール |
・アウトコース 3番 PAR5 578ヤード 通称、馬の背と呼ばれる名物ロングホール。 |
ドラコン推奨ホール |
・アウトコース - 5番ミドルホール ・インコース - 14番ロングホール |
練習場 |
200ヤード / 12打席 |
バンカー練習場 |
有り |
アプローチ練習場 |
有り |
宿泊施設 |
有り |
最寄インター |
九州自動車道 熊本インターチェンジ28キロ |
ホームページ |
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熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース 地図
熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース (旧 くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース) の地図。地図のプロットをクリックすると、目的地までのルート検索が可能です。また、地図を自由に操作し、ズームアップする ことでゴルフ場のコースレイトアウトの概要や航空写真も見ることができます。
熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース スコア報告等口コミ
くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース 関連情報
<2012年1月>
GOLF TODAY 「一度は訪れたい、日本列島を彩る絶景12コース」に選出。"熊本最古の歴史を誇るコースは、世界最大級のカルデラ(マグマ跡の空間)の上に作られたコース。周辺を阿蘇外輪山に囲まれており、山間の風景を楽しみながらプレー出来る(紹介記事有り)。"
<2023年10月>
「くまもと阿蘇カントリークラブ 湯の谷コース」は「熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース」に名称変更。
熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース フェイスブック最新更新情報
コースコンディション、コースガイド、キャンペーン情報、復旧・再開情報、クローズ情報等、最新情報が更新されているフェイスブックページです。是非いいねをして””熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース””を応援しましょう。
熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース スコア報告・楽しみ方・攻略法・オススメ口コミ
touji (金曜日, 24 2月 2017)
ここは九州の遺産、ゴルファーの宝物のようなゴルフ場。崩落などで復旧にはまだ時間がかかるようですが、再開するのを心待ちしています。