いぶすきゴルフクラブ

IBUSUKI GC KAIMON COURSE - 2019年 第87回日本プロゴルフ選手権開催

【主な開催競技 in いぶすきGC開聞コース】
・2024年度 PGAシニアツアー予選会・最終予選 (2024年3月13日から15日)
・第12回いわさき白露シニアゴルフトーナメント (2024年11月22日から24日)
・2025年度 PGAシニアツアー予選会・最終予選 (2025年3月11日から13日)
・第13回いわさき白露シニアゴルフトーナメント (2025年11月21日から23日)

いぶすきゴルフクラブ 開聞コース (鹿児島県指宿市のゴルフ場)。ゴルフ場予約比較、クチコミ評価リンク、ゴルフ場ランキング情報を掲載。ほかルート検索地図やコースレート・スロープレートの難易度指標、設計者情報などのコースガイド。薩摩半島の最南端で本土最南端に位置するゴルフ場。薩摩富士開聞岳の山麓に広がり、自然の地形を生かしたレイアウトで景観が美しい。井上誠一氏がトーナメント開催を強く意識しデザインした18ホールは、コースレート74.4の難易度 (現在は75.0)。鹿児島県の難易度ナンバーワンコースであると同時に、井上氏設計コースの中でもベスト3に入る数値。開聞おろしと呼ばれる強風や海風といった自然条件も考慮すると、数値以上の難易度を誇ります。その証拠に1981年から2004年まで、長きにわたり、世界のトッププレーヤーが集結したカシオワールドオープンが開催。リー・トレビノやベルンハルト・ランガーなどが歴代優勝者に名を連ねています。2019年には国内男子ゴルフのメジャー大会「日本プロゴルフ選手権」が開催。石川遼プロが優勝。また、国内シニアツアーの最終戦「いわさき白露シニアトーナメント」が長年にわたって開催されています。

開場&歴史

いぶすきゴルフクラブの開発は、岩崎與八郎氏の強い意志と情熱によって実現されました。岩崎與八郎氏がいぶすきゴルフクラブの設立に果たした役割は非常に大きく、彼のビジョンがなければこの名門ゴルフ場は存在しなかったと言えるでしょう。岩崎與八郎氏は、いわさきグループの創業者であり、鹿児島県を中心とした地域経済の発展に大きく貢献した人物です。彼は、大隈・薩摩半島における鉄道とホテル網の拡大を長年の念願としており、その一環として、観光客誘致の目玉となるような大規模なゴルフ場の建設を構想しました。昭和34年(1959年)、岩崎氏の肝いりで、開聞岳の麓に「いぶすきゴルフクラブ・開聞コース」の計画がスタートしました。この計画は、単なるゴルフ場の建設に留まらず、地域全体の観光開発を見据えた壮大なプロジェクトでした。当時、指宿地域は豊かな自然と温泉に恵まれていましたが、観光客の滞在期間は短く、地域経済への波及効果は限定的でした。そこで岩崎氏は、ゴルフ場を建設することで、より長期滞在型の観光客を呼び込み、地域経済の活性化に繋げようと考えたのです。岩崎氏は、ゴルフ場の設計にあたって、当時日本を代表するゴルフ場設計家であった井上誠一氏に白羽の矢を立てました。指宿の地理的な遠さから井上氏は一度は断りましたが、與八郎氏は何度も井上氏の自宅を訪れ、熱心に説得を続け、最終的に、井上氏は開聞岳の美しい景観と地形に感銘を受け、設計を引き受けることを決意。こうして、1968年(昭和43年)8月23日に「いぶすきゴルフクラブ・開聞コース」が開場しています。「指宿いわさきホテル」も同年開業。

コース設計

設計者 : 井上誠一 設計。>> 井上誠一 設計コース一覧

アクセス (ルート検索地図は下部)

【車】 指宿スカイライン・頴娃※えいインターから約23キロ。 (ルート道順) 頴娃インターから県道17号線。県道28号線に合流し、県道243号線で左折。【電車】 (利用路線) JR指宿枕崎線・指宿駅 or JR指宿枕崎線・山川駅。それぞれ20分から30分。【主要スポットから】 鹿児島空港から九州自動車道及び指宿有料道路を利用して車で100分。鹿児島市街からは90分。

ゴルフ場予約・価格&口コミ比較


宿泊施設 「指宿温泉 指宿いわさきホテル」x いぶすきゴルフクラブ

ゴルフ場からは車で30分の「指宿いわさきホテル」。錦江湾を望む広大な敷地に、砂むし温泉や美術館、スポーツ施設を備えた大規模リゾートホテル。口コミでは、立地や眺望、温泉、料理の評価が高い一方で施設の老朽化の声も見られます。「昭和レトロな雰囲気、大規模リゾートの安心感」等、総じてプラスの評価が多い。


いぶすきゴルフクラブ ランキング

100yardage.com 国内ランキング

日本ゴルフメディア ランキング

いぶすきゴルフクラブ 開聞コース コースガイド

所在地 / TEL

鹿児島県指宿市開聞川尻6660/電話: 0993-32-3141

グリーン

ベント1グリーン 

面積

50 万㎡ 

コース

アウト・イン 18ホール PAR72

コースレート
-スロープレート-

74.4 / 7,151ヤード -138- バックティ

73.6 / 6,959ヤード -135- レギュラーティ

71.6 / 6,548ヤード -130- フロントティ1

69.6 / 6,132ヤード -124- フロントティ2

70.8 / 5,488ヤード -000- レディースティ 

開催トーナメント

※1973年~

◇カシオワールドオープン (1981年-2004年)

1981年-L・トレビノ 1982年-S・ホーク

1983年-B・ランガー 1984年-S・ライル

1985年-H・グリーン 1986年-S・ホーク

1987年-D・イシイ 1988年-L・マイズ

1989年-青木功 1990年-M・リード

1991年-尾崎直道 1992年-青木功

1993年-T リーマン 1994年-R ガメス

1995年-奥田靖己 1996年-P・スタンコウスキー

1997年-日下部光隆 1998年-B・ワッツ

1999年-米山剛 2000年-鈴木亨

2001年-室田淳 2002年-D・スメイル

2003年-今井克宗 2004年-D・スメイル

◇日本プロゴルフ選手権 (2019年)

2019年-石川遼   

その他主な大会

◇いわさき白露シニアゴルフトーナメント (2013年~)

2013年-室田淳 2014年-倉本昌弘

2015年-陳志忠 2016年-倉本昌弘

2017年-寺西明 2018年-鈴木亨

2019年-川岸良兼 2020年-溝口英ニ

2021年-鈴木亨 2022年-渡部光洋

2023年-宮本勝昌 2024年-塚田好宣

トーナメント情報

2016年国内シニアツアートーナメント開催コース一覧

2017年国内シニアツアートーナメント開催コース一覧

名物ホール

・アウトコース5番 PAR5 638ヤード

バックティから638ヤード。グリーンへ上り傾斜となり

いぶすき屈指の難ホール。

・インコース17番 PAR3 206ヤード

インコース最大の難関、距離の長い池越えのショートホール

ドラコン推奨ホール

・アウトコース - 8番ロングホール

・インコース - 18番ロングホール

練習場

250ヤード / 30打席

バンカー練習場

有り

アプローチ練習場

有り

宿泊施設

指宿いわさきホテル (車で30分)

最寄インター

指宿スカイライン えいインターチェンジ23キロ

ホームページ

いぶすきゴルフクラブのホームページ

スポンサードリンク

いぶすきゴルフクラブ 開聞コース 地図

いぶすきゴルフクラブ 開聞コースの地図。地図のプロットをクリックすると、目的地までのルート検索が可能です。また、地図を自由に操作し、ズームアップする ことでゴルフ場のコースレイトアウトの概要や航空写真も見ることができます。

 

いぶすきゴルフクラブの周辺ゴルフ場

 

 

 

いぶすきゴルフクラブ 関連情報&スコア報告等口コミ

 

いぶすきゴルフクラブ 開聞コース 関連情報

 

<2013年11月>

2013年11月22日から24日の3日間、PGAシニアツアー最終戦 「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」 が、いぶすきゴルフクラブ開聞コース (6,923ヤード・パー72) で開催。最終日、通算9アンダー首位タイでスタートした室田淳が65をマークし、通算16アンダーで優勝。2013年シニアツアー賞金ランキング1位が有終の美を飾った形。2位は室田と並び首位タイスタートの渡辺司。67をマークし通算14アンダー。

 

<2015年8月>

2019年第87回日本プロゴルフ選手権開催コースに決定。

 

<2015年11月>

11月27日から29日の3日間、国内シニアツアー最終戦「いわさき白露シニア」が開催。2日目に首位に立った陳志忠が最終日66をマークして2位に3打差をつけて、通算15アンダーで優勝。シニアツアー初優勝。陳志忠は1992年のジュンクラシック、1993年の三菱ギャランなどレギュラーツアー6勝。なお2015年シニアツアー賞金王は室田淳。

 

<2016年11月>

2016年11月25日から27日の3日間、シニアツアー最終戦「いわさき白露シニア」が開催。最終日、2位に2打差の単独首位でスタートした倉本昌弘が最終日のベストスコアとなる66をマークして、2位以下を突き放し7打差をつけて通算15アンダーで優勝。今季シニアツアー初優勝。なお2016年のシニアツアー賞金王はプラヤド・マークセン。2位は崎山武志、3位は昨年の賞金ランキング1位の室田淳。

 

<2019年7月>

(日本プロ事前) 国内メジャー第2戦、日本プロゴルフ選手権の今年の舞台は井上誠一氏の代表作のひとつ、鹿児島県・いぶすきゴルフクラブ。秋吉翔太、出水田大二郎、香妻陣一郎、時松隆光、稲森佑貴など、勢いのある九州出身ゴルファーに注目ですね。(結果) 国内男子ツアーは今季の国内メジャー第2戦「第87回日本プロゴルフ選手権」が2019年7月4日から7月7日の4日間の予定で、鹿児島県のいぶすきゴルフクラブで開催。開幕が1日遅れとなった為、最終日の7日に第3ラウンドと最終ラウンドの36ホールが行われました。18ホールを残し首位と4打差の6位でスタートした石川遼はスコアを4つ伸ばして通算13アンダーでホールアウト。また18ホールを残し首位と1打差の2位タイでスタートした重坤(ハンジュンゴン・韓国)もスコアを1つ伸ばし通算13アンダーでホールアウトし、2人によるプレーオフに突入。1ホール目、イーグルを逃した黄重坤に対し、石川が2オンに成功した後イーグルパットを見事に決めて決着。優勝は2016年の「RIZAP KBC オーガスタ」以来でツアー通算15勝目。石川選手は、停滞する日本男子ゴルフ界の宝です。これからも優勝を重ねてまた海外に挑戦して欲しいですね。

 

いぶすきゴルフクラブ スコア報告・楽しみ方・攻略法・オススメ口コミ

コメント: 0