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ゴルフマガジン 世界トップ100ゴルフコース 2021-2022

世界の名コース ロイヤルカウンティダウン AIイメージ

「ゴルフマガジン 世界トップ100ゴルフコース2021-2022」。世界中のゴルフコースを厳密に審査し、2年ごとに選ばれる権威あるランキングです。世界のゴルフに精通したパネリストたちが、各コースの品質、デザイン、戦略性、自然美、そして独自の魅力を総合的に評価しています。2021-2022年の「ゴルフマガジン誌」世界のトップ100ゴルフコースランキングは、例年通り、アメリカとイギリスのコースが大部分を占め、アメリカのコースが約半数を、イギリスのクラシックなリンクスコースが約3割を占めています。この2カ国だけでランキングの約8割を構成しており、その他の地域からは全体の2割が選ばれています。近年のトップ10のコースは長年ほとんど入れ替わりがなく、伝統的なクラシックコースが強い評価を維持しています。トップ100コースということでは、ピート・ダイ設計の「TPCソーグラス」がランク外となり、トム・ドークによるコースがランキングに加わるなどの変化が見られました。また、日本の名門コースである廣野ゴルフ倶楽部と川奈ホテルゴルフコースもランクインしており、日本のコースが世界的な評価を受けていることを示しています。このランキングは、コース設計者やゴルファーにとって、世界中のゴルフ場の魅力と難易度を評価する基準となっており、最新のトレンドと伝統が交錯するゴルフ界の現状を反映しています。

 

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世界のベストゴルフコース トップ100 2021-2022

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No コース名 設計者 開場

前回

1

パインバレー

(アメリカ)

G・クランプ

ハリー・コルト

1918

2

サイプレスポイント

(アメリカ)

A・マッケンジー

1928

3

セントアンドリュース・オールドコース

(スコットランド)

オールド・T・モリス 1400

4

シネコックヒルズ

(アメリカ)

ウィリアム・フリン 1931

5

ナショナルゴルフリンクスオブアメリカ

(アメリカ)

C・B・マクドナルド

1911

6

ロイヤルカウンティダウン

(北アイルランド)

オールド・T・モリス 1889

7

ロイヤルメルボルン (West)

(オーストラリア)

A・マッケンジー 1931
8

オークモント

(アメリカ)

ヘンリー・ファウンズ 1903
9

オーガスタナショナル

(アメリカ)

A・マッケンジー

ボビー・ジョーンズ

1933
10

サンドヒルズ

(アメリカ)

ビル・クーア

ベン・クレンショー

1995 14↑
11

ミュアフィールド

(スコットランド)

オールド・T・モリス 1891 12↑
12

ロイヤルドーノック

(スコットランド)

オールド・T・モリス 1886 10↓
13

メリオン (East)

(アメリカ)

ヒュー・ウィルソン 1912 15↑
14

ぺブルビーチ

(アメリカ)

ジャック・ネヴィル

ダグラス・グラント

1919 11↓
15

ロイヤルポートラッシュ (Dunluce)

(北アイルランド)

ハリー・コルト 1929 13↓
16

フィッシャーアイランド

(アメリカ)

セス・レイナー 1926 18↑
17

パインハーストNo.2

(アメリカ)

ドナルド・ロス
1907 16↓
18

トランプターンベリー (Ailsa)

(スコットランド)

ウィリー・ファーニー

マッケンジー・ロス

1946 17↓
19

シカゴGC

(アメリカ)

C・B・マクドナルド

セス・レイナー

1895 -
20

ロサンゼルスCC (North)

(アメリカ)

G・C・トーマス Jr

1927 -
21

フライアーズ・ヘッド

(アメリカ)

ビル・クーア

ベン・クレンショー

2003 26↑
22

キングストンヒース

(オーストラリア)

デス・サウタ―

A・マッケンジー

1928
23

タライティ

(ニュージーランド)

トム・ドーク 2015 27↑
24

バリ―バニオンGC (Old)

(アイルランド)

P・マーフィー

トム・シンプソン
1936 21↓
25

ウィングドフット (West)

(アメリカ)

AW・ティリングハースト

1923 23↓
26

プレーリーデューンズCC

(アメリカ)

ペリー・マクスウェル

プレス・マクスウェル
1937 31↑
27

リビエラ

(アメリカ)

ジョージ・トーマスJr.

ビリー・ベルSr.
1927 28↑
28

パシフィックデューンズ

(アメリカ)

トム・ドーク

2001 24↓
29

クリスタルダウンズ

(アメリカ)

A・マッケンジー

ペリー・マクスウェル

1932 25↓
30

サニングデールGC (Old)

(イングランド)

ウィリー・パークJr.

ハリー・コルト
1922 29↓
31

オークランドヒルズ (South)

(アメリカ)

ドナルド・ロス 1917 72↑
32

セミノール

(アメリカ)

ドナルド・ロス

1929 34↑
33

ロイヤルセントジョージズ

(イングランド)

W・レイドロ・パーヴス

ハリー・コルト
1922
34

サンフランシスコCC

(アメリカ)

AW・ティリングハースト

1918 30↓
35

ノースベリック (West)

(スコットランド)

デービッド・ストラス

1895 37↑
36

ラヒンチ (Old)

(アイルランド)

オールド・トム・モリス

A・マッケンジー
1927 -
37

廣野ゴルフ倶楽部

(日本)

C・ヒュー・アリソン

1932 39↑
38

バーンブーグルデューンズ

(オーストラリア)

トム・ドーク

マイク・クレイトン

2004 35↓
39

カーヌスティ (Championship)

(スコットランド)

A・ロバートソン

オールド・トム・モリス

1842 32↓
40

ザ・カントリークラブ

(アメリカ)

TCCメンバー

ウィリー・キャンベル

1899 38↓
41

モルフォンテーヌ

(フランス)

トム・シンプソン

1927
42

ロイヤルバークデール

(イングランド)

ジョージ・ロウJr.

フレッド・ホーツリー

1932 40↓
43

サマーセットヒルズ

(アメリカ)

AW・ティリングハースト

1918 42↓

44

キャボットクリフ

(カナダ)

ビル・クーア

ベン・クレンショー

2016 45↓
45

ガーデンシティ

(アメリカ)

デヴェルー・エメット

ウォルター・トラヴィス

1899 47↑
46

サザンヒルズ

(アメリカ)

ペリー・マクスウェル

1936 49↑
47

ニューサウスウェールズ

(オーストラリア)

A・マッケンジー

エリック・アパ―リー

1928 46↓
48

カリフォルニアGCオブサンフランシスコ

(アメリカ)

A・マッケンジー

カイル・フィリップス

1926 50↑
49

ショアエイカーズ

(アメリカ)

セス・レイナー

1921 45↑
50

スウィンリー・フォレスト

(イングランド)

ハリー・コルト

1910 55↑
51

ケープキッドナパーズ

(ニュージーランド)

トム・ドーク

2004 44↓
52

ベスペイジ (Black)

(アメリカ)

AW・ティリングハースト

1935 53↑
53

ポートマーノック (Old)

(アイルランド)

WC・ピッカーマン他

ジョージ・コバーン

1896 48↓
54

バリニール

(アメリカ)

トム・ドーク

2006 57↑
55

セントパトリックリンクス

(アイルランド)

トム・ドーク

2021

56

メードストン

(アメリカ)

ジョン・パーク

ウィリー・パークJr.

1922 64↑

57

バルタスロール

(アメリカ)

AW・ティリングハースト

1922

58

カマルゴ

(アメリカ)

セス・レイナー 1926 52↓

59

ロイヤルトルーン (Old)

(スコットランド)

ウィリー・ファーニー 1887 51↓

60

キアワ・アイランド (Ocean)

(アメリカ)

ピート・ダイ 1991 58↓

61

ウッドホールスパ (Hotchkin)

(イングランド)

ハリー・バードン

ハリー・コルト

1926 54↓

62

川奈ホテルゴルフコース富士コース

(日本)

C・ヒュー・アリソン

藤田欽哉

1936 56↓

63

クルーデンベイ

(スコットランド)

トム・シンプソン

1926
64

サニングデール (New)

(イングランド)

ハリー・コルト

1922 73↑

65

インバネス

(アメリカ)

ドナルド・ロス

アンドリュー・グリーン

1919 81↑

66

ライGC

(イングランド)

ハリー・コルト

トム・シンプソン他

1907 67↑
68

ウィングドフットゴルフクラブ (East)

(アメリカ)

AW・ティリングハースト 1923 62↓

69

プレストウィック

(スコットランド)

オールド・トム・モリス

1851 75↑

70

ケープ・ウィッカム

(オーストラリア)

マイク・デブリーズ

ダリウス・オリバー

2015 60↓
71

スリーピー・ホロウ

(アメリカ)

C・B・マクドナルド

ギル・ハンス

1913 76↑
72

マイオピアハントクラブ

(アメリカ)

H・C・リーズ

1898 92↑
73

オフーピーマッチクラブ

(アメリカ)

ギル・ハンス

ジム・ワグナー

2018 98↑
74

アードフィン

(スコットランド)

ボブ・ハリソン 2017
75

カーサ・デュ・カンポ(Teeth of the Dog

(ドミニカ)

ピート・ダイ 1971 59↓
76

オークヒルズ (East)

(アメリカ)

ドナルド・ロス

アンドリュー・グリーン

1921
77

キャッスル スチュアート

(スコットランド)

ギル・ハンス

マーク・パーシネン

2009 66↓
78

キャボット リンクス

(カナダ)

ロッド・ホイットマン

2012 82↑
79

ロイヤルリバプール

(イングランド)

ジョージ・モリス

ハリー・コルト 他

1869 65↓
80

バンドンデューンズ

(アメリカ)

D・マクレイ・キッド 1999
81

キングスバーンズゴルフリンクス

(スコットランド)

カイル・フィリップス 1999 71↓
82

ウィルリング・ストレイツ

(アメリカ)

ピート・ダイ 1998 69↓
83

エラストン

(オーストラリア)

グレッグ・ノーマン

ボブ・ハリソン

2001 77↓
84

ロッククリーク・キャトル・カンパニー

(アメリカ)

トム・ドーク 2008 99↑
85

ミュアフィールドビレッジ

(アメリカ)

ジャック・ニクラウス

デズモンド・ミュアヘッド

1974 -
86

ハーグスゴルフ&カントリークラブ

(オランダ)

C・ヒュー・アリソン

J・S・F・モリソン

1938 77↓
87

クエーカーリッジ

(アメリカ)

AWティリングハースト 1926 74↓
88

セントジョージヒル (A&B)

(イングランド)

ハリー・コルト 1913 86↓
89

イエーマンズホールクラブ

(アメリカ)

セス・レイナー 1925
90

ピーチツリー

(アメリカ)

R・T・ジョーンズSr.

ボビー・ジョーンズ

1947 90↑
91

バンドントレイルズ

(アメリカ)

ビル・クーア

ベン・クレンショー

2005 87↓
92

オールドタウン

(アメリカ)

ペリー・マクスウェル

1939
93

ナインブリッジ

(韓国)

ロナルド・フリーム

デービッド・デール

2001 94↑
94

ロイヤルメルボルン (East)

(オーストラリア)

アレックス・ラッセル

1932

96↑
95

デ・パン

(オランダ)

ハリー・コルト 1929 88↓
96

オリンピック レイクコース

(アメリカ)

ウィリアム・ワトソン

サム・ホワイティング

1924 79↓
97

レ・ボルドゴルフクラブ (New)

(フランス)

ギル・ハンス

ジム・ワグナー

2021
98

ディアマンテ デューンズ

(メキシコ)

デービスラブIII

ポール・カウリー 他

2016 70↓
99

セント・ジョージズ

(カナダ)

スタンリー・トンプソン 1929 95↓
100 ザ・ゴルフクラブ ピート・ダイ 1967 84↓

「世界ベストゴルフコースランキング」のデータについて

アメリカのゴルフ専門誌 ゴルフマガジン 「Top 100 Courses in the World :GOLF's 2021-22: ranking of the best design on the planet」。

 

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ランキング関連 世界のゴルフコース紹介

アードフィン - Ardfin / ランキング74位

今回のランキングで初のTOP100入りしたコースで2017年開場。スコットランドのジュラ島に位置する、自然の地形を活かした壮大なリンクスコースです。設計者ボブ・ハリソンが手がけ、海岸線に沿ったダイナミックなレイアウトが特徴。絶景を背景にしたホールの数々がプレーヤーに戦略と技術を要求し、特に風の影響を受けやすいコースとして知られています。プレー中は大自然の美しさを感じながらも、挑戦的なショットが求められるため、ゴルファーにとって忘れられない体験となるはずです。

TPCソーグラス スタジアムコース - TPC SAWGRASS / ランク外

前回68位にランクインしていたものの、今回のトップ100コースからは外れています。このゴルフ場は、日本でも多くのコースを設計したピート・ダイの代表作の一つであり、特に「第5のメジャー」と称されるプレーヤーズチャンピオンシップの舞台として広く知られています。フロリダ州ポンテベドラビーチに位置し、1980年に開場したこの世界的に有名なコースは、ゴルファーに対して戦略性を最大限に試されるよう計算され尽くされています。特に、リスクとリワードのバランスが絶妙なモダンコースとして評価され、世界のトッププレーヤーたちが最高の技術を駆使して攻略する場にふさわしい設計となっています。中でも17番ホールのアイランドグリーンや、左側に池が続く18番ホールは、ゴルファーなら一度は挑戦したいホール。

 

ランキング入りした日本のゴルフ場について

ゴルフマガジン誌の2021-2022年版「世界トップ100コース」に、日本の名門ゴルフ場である「廣野ゴルフ倶楽部」(37位)と「川奈ホテルゴルフコース富士コース」(62位)がランクインしています。これらのコースが世界基準のゴルフコースとして評価されていることは、日本に素晴らしいお手本となるコースが身近に存在しているという意味で、大変喜ばしいことではないでしょうか。どちらもクラシックな設計哲学に基づいており、時代を超えてその価値を保ち続けています。モダンな設計に頼ることなく、伝統的なデザインの魅力を引き継ぎ、長年にわたり多くのゴルファーに愛され続けていることは非常に意義深いことです。また、これらのコースが世界的に高く評価される理由の一つは、その美しさや戦略性に加えて、ゴルフの本質を見事に体現している点にあります。廣野も川奈も、プレーヤーにショットの工夫と戦略的なプレーを要求し、自然との一体感を感じさせるコースです。現代のゴルフ設計がしばしば人工的な要素に依存する中、自然を最大限に活かした設計が持つ価値が見直されているということでしょう。

 

 

世界トップ100コース 2021-2022 (ゴルフマガジン) まとめ

ゴルフマガジン誌の2021-2022年版「世界トップ100コース」では、長年にわたりランクインしていたピート・ダイの代表作であるTPCソーグラスがランキングから漏れたことは、ゴルフ愛好家やトーナメント観戦が大好きなゴルフファンにとって驚きの出来事だったかもしれません。TPCソーグラスは、特にプレーヤーズチャンピオンシップの舞台として知られており、ピート・ダイが設計した17番ホール「アイランドグリーン」をはじめ、戦略性とリスクとリワードのバランスが絶妙なコースです。このコースは、リスクを冒して攻めるゴルファーに対して厳しい罠を仕掛けつつ、成功すれば大きなリターンを得られる設計がなされており、これまで世界中のトッププレーヤーを魅了してきました。しかし、今回のランキングでTPCソーグラスが外れたのは、モダンなゴルフ設計においても、自然との調和や持続可能性がより重視される傾向が影響しているかもしれません。また、近年注目されている設計者、特にトム・ドークのコースが新たにランクインし、モダンコースの中でもプレーヤーに自然との一体感を感じさせるデザインが評価されていることも理由の一つでしょう。ピート・ダイの設計哲学は、ゴルフコースの設計に大きな影響を与え続けていますが、TPCソーグラスのランク外という結果は、ゴルフコースランキングが時代ごとの設計トレンドに敏感に反応していることを示しており、今後のコース設計にも新たな視点を求められていると考えられます。

 

 

世界のゴルフ場ランキング リスト

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